みなさま、こんにちは。
記念すべき、10回目の投稿です


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前回は、二至二分の内の 二至
(夏至・冬至) の 昼と夜の長さの違い のお話をしました。
先日、20日(月) は 二分
(春分・秋分) の一つ、
春分の日

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そこで疑問

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では、春分・秋分では昼と夜の長さは等しくなるの

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もちろん、三浦市で調べました

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〈日の出〉 〈日の入り〉
春分 3月20日(月) 5:46 17:53 昼間 12時間07分
夜間 11時間53分
【 計算地点-三浦市役所 / 緯度:35.1442°経度:139.6206°】あれ? 違う…

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差し引き 14分程、昼が長いことが分かります。
そしてその理由

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【国立天文台HPより】
理由① 日の出も日の入りも 「太陽の上辺が地平線と一致する瞬間」
として定義されています。
すると、太陽の半径分だけ日の出は早く、日の入りは遅くなります。
そのために昼の時間が長くなるのです。
理由② 大気の影響により地平線が浮き上がって見える効果
=地平大気差があります。
日の出・入の計算をするときには35分8秒角
(時間ではなく角度の単位) 浮き上がるとして計算をしています。
この効果によって、昼の時間はさらに長くなります。
ちなみに

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春分の日が毎年違う日なのは1年程前にお話をしましたが、
たまたま去年、今年と 20日 の同じ日でした

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今年も 2月1日(水) に 「平成30年(2018)暦要項」 が発表され、
来年の春分の日は 21日 です

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さて、今回は先日東京に講習会へ行った際に通って見つけた
ステキな建物のご紹介

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東京都指定有形文化財(建造物):2011(平成23)年指定
旧李王家東京邸 …
朝鮮王朝(大韓帝国)最後の皇帝のお屋敷です。
講習会の終了があいにくの夕方だったのでちょっと薄暗いのですが

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ここは、東京都千代田区紀尾井町の複合施設 「東京ガーデンテラス紀尾井町」 。
そう

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バブル期に利用することがステータスだった、あの 『赤プリ』 跡地の一部です

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新館
(丹下健三氏設計) の徐々に低くなる解体、
旧館
(旧李王家東京邸) の曳家工事が話題となりました。
曳家 = 建物を解体せずにそのまま移動させ、他の場所に移すこと。

旧館はその後、2016年(平成28)年 に料飲施設やバンケットを備えた
「赤坂プリンス クラシックハウス」 としてオープン

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建物内には、カジュアルフレンチのレストラン や
カフェ や バー があるそうです

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コレがこうなりました。 
建設当時の詳細な資料などを基に照明器具や外壁などの主要部分を
当時の状態に復原した2階建ての洋館と新たに増築するバンケットとで構成。
挙式やパーティーもできるそうです

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さらに。

旧北白川宮邸洋館 ・ 煉瓦基礎遺構
2011(平成23)年、旧李王家東京邸
(現・赤坂プリンスホテルクラシックハウス) の
保存工事の過程で地中より旧北白川邸洋館の煉瓦基礎が発見された。
そもそもは 紀伊徳川家江戸上屋敷
1884(明治17)年 旧北白川宮邸 が建設
1930(昭和05)年 旧李王家東京邸 が建設
1955(昭和30)年 赤坂プリンスホテル 開業 とのこと。

次はぜひお食事も兼ねて、内装も見てみたいな

たなか。